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2014/01/28

パンな日々


パン作りにはまってます。
手でこねるのもねかせる(発酵)のも、手間も時間もちょっとずつかかるのが
なんやかとっても愛おしい。
本の「25℃前後の常温で発酵さして…」なんて箇所、
今の季節には厳しいでしょ〜、とパン種と
一緒にコタツに入ったり。
おかげでパン種もすくすく育って、我が家のランチは連日パン。

ちょうど靴の形の元になる靴型(木型)を整形していて、
その作業はパテを盛って削って、パテを盛って…の繰り返しのだけど、
そのパテが季節柄かなかなか乾かない。
パン作りは時間間隔的にもとっても丁度いい。

思えばはまるものって、いくつかの共通する要素がある気がする。
簡単すぎない、多方面の要素がある、手間がかかる、こだわり道具(素材)がある、
そして一番の要素は「どこまで追求しても先がある」。

パンは焼き方や練り方やら簡単すぎないし、ハード系やソフト系などいろんな要素があるし、
発酵に時間がかかるし、道具はもちろん、発酵菌や小麦粉をこだわりだしたらきりがない。
ネットを見ると、美味しいパン屋さんでさえ未だ粉の配合やらを追求されている様子。

そんな要素に魅せられ(?)我が家にも数種のパン用の小麦や菌、道具、本が毎日増殖されて
すっかり狂信中。

何でも手軽にポチポチやれるAmazonは危険すぎますねー。

2014/01/24

今年も1月後半ですねー。

せっこうあし

「シンプルで履きやすい靴を作りたい!」
口にし続けて気がつけば10年以上・・・。
未だに自分の中で納得できる靴を作れたことがない。

履きやすいです、と喜ばれる靴は作れてきた自負はあるけれど
私自身がその靴を履きたいか?と思うと、そうではなく
あくまで企業が求めるブランドターゲットに沿った提案。

流れの速いファッション業界の中で、デザイナーとして
ブランドの売り場を確保し続ける為には
たくさんの新鮮なデザインを提案はもちろん、
時には目をひくイベント企画も大事な仕事。

新鮮で目をひく靴、毎月どんどん提案しているのに
実物の自分が履きたいベーシックで履きやすい靴は
見つからない。

いつだって頭と手を動かしているのは、目の前のことで
10年以上、口にし続けたことは口だけの状態。

30代も後半の私。
このままだったら40代も口だけの状態なのかな。
そしてそれはとても残念な人な感じかも。
「私も若い時そういうことしたかったんだよね〜」
遠い目をして、そんなこと話すオバちゃんにだけはなりたくないなー。

昨年末で思い切って、長く契約してきた会社を離れてみた。
将来、口だけのオバちゃんになるのを避けるべく頑張ってみよう。
毎日ネガティブモンスターが訪ねてきてしまうけど。

石膏でとった足。
失敗作にペディキュアをしてみた。
リアル感がいい感じです(?)

2014/01/23

ある日の鞄の中。

てずくりかわこもの

ずっと前に作ったものも、ちょっと前に作ったものも。

革製品はくたびれても味になるのが良いところ。

洋服はシンプルが好きだけど、小物は彩りがある方が好き。

並べてみると自分らしさ爆発やなー。

2014/01/18

珈琲と本屋さんの話

まちをかえるちいさなみせ

昨夜、中目黒のTRAVELER`S FACTORYさんでのイベントに行った。
京都の本屋さん、恵文社一乗寺店の店長さんのトークを
徳島の焙煎屋さん、aalt coffee さんの珈琲を頂きながら聴く。

珈琲はTRAVELERS FACTORYさんのイメージで焙煎されたという
トラベラーズブレンド。
程よいほろ苦さで後味も香ばしく美味。
もちろんイベント終了後には豆を購入しちゃいました。

この恵文社一乗寺店さん。
京都で学生時代を送った私には、とっても馴染み深い本屋さん。
東京で暮らすようになった今でも、ふっとした時に訪れたい気持ちになる。
目立った商業施設のない街にぽつりとある個性的な本屋さん。

本屋さんなんて京都の街中にも大阪にも、ましてや東京にはたーくさんあるのに、
なんで恵文社に行きたいな、と今でも想うのやろう。
ギャラリーが併設されてるから?雑貨コーナーは私が通ってた頃はなかったし。。
そんなぼんやりした気持ちが店長さんの話を聴いて
何となく理由がつかめたり。

私にとって恵文社は本を探す場所ではなく、見つける場所だったんやなぁ。
明確に欲しい本は本屋さんの本棚を探るより、ネットで探した方が
手軽で翌日には手元に届く。
でも明確に欲しい本、なんてあまりなく
なんとなく趣向の本棚の前でいろんな本を手に取りつつ本を探す。

恵文社は、この本との出会いのリズムがとても心地良い様に店内が構成されているから
たくさんの分野の本と出会えて、いろんな物事を知ることができたのかも。

流行の本もあ行順に整然と並べた本棚もなく、混沌とした店内は
自分の埋もれた趣向に出会える確率が高い。
フムふむフム。

帰りの電車の中で、本を取り出して読む。
ふっと顔をあげると、車内はスマホに向かう人々ばかり。
Kindleで手軽に買える本もゲームもネットも良いけれど
たまには本を持ち歩くのも良いものですよ。




2014/01/10

珈琲のこと。

こーひーまめ
珈琲を毎日飲む。
朝ご飯の後に一杯。
午後の一息に一杯。
夜は飲んだり飲まなかったり。