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2014/05/04

パン修行の朝

ぱーらーえごた

久々の「パン修行」の朝。
今回は小竹向原の「まちのパーラー」のパン。

本当は併設のカフェでサンドイッチを
食べたかったけど満席だった。
相変わらず大人気。

ハード系パンを数種とベーグルを買って
翌日の朝食。

うんうん、やっぱりすごく美味しい!
個人的にはドイツパンのような
ハードすぎるパンは苦手だけど、
ここのパンはハード系もそこまで固くはないし
粉の味がしっかりしていて、本当に美味しい。

本当はキッシュも欲しかったけど、売り切れみたいだった。残念。
カフェに入る予定がないならば、ちょっと歩いたらある
本店(?)の「パーラー江古田」の方が種類はありそう。
ハード系に比べるとベーグルはそこまでオススメではないかも。
ベーグルは「旅ベーグル」の方がもっちりとしていて、私は好き。

江古田にはあんまり雑誌にはでてこないけど
これもまたとっても美味しい小さなパン屋さん「ひね」があったり
パンレベルが高い。
羨ましいなー、江古田。

2014/04/09

4月です。


ぱん

最近のお昼の定番パン。

ふっと気がつけば4月。
ってカッコよく書きたいとことだけど、
「あかん、4月になってしもうたー」、3月末からドキドキしてました。。

半年以内に自分の思う靴を完成する、なんて計画たててるのに
第一段階の靴型作りが4月に突入するなんて。
予想もしてなかった。。
それでもたくさんの試行錯誤を重ねたおかげで
いい感じには仕上がってきたと思う。が。。

先日4月からの増税前に、靴型を木型屋さんにお願いせねば!と
浅草に材料買に行った時に木型屋さんを訪ねた。

今作っている靴型は底に足裏アーチの凹凸をつけていて
その特殊な形状を削ってもらえる木型屋さんは
私はその木型屋さんしか知らない。

なのに。
「職人が病気になってしまったから、もう削ることはできないです」
まじですかー(泣)

「あともう少し試行錯誤したい…」と思いながら
微々たる金額に惑わされて靴型を依頼するのではなく
ちゃんと納得できるように仕上げなさい、と神様が言ってはるんかな。
なんて反省しつつも、木型を作れないのかー、ガックリ。

靴はたくさんの工程があって、各工程に職人さんが存在するのだけども
全般的に職人さんが高齢化しているのが現実です。。

2014/03/20

のっそりのっそり



最近は暖かくなって、履き心地確認用の
ゴム靴が乾くのが早くなって喜んでたのに、本日は雨。。
一晩置いたのに、まだ表面がぶにぶに。

前回のブログで足型から作り出してます!
と、書いたけど、さすがに先日からは諦めて
スタンダードな木型からの削りだしに変更しました。
期間を考えるとロスも多かったけど、学んだことも多い(はず!。。)
最初は◯個目のゴム靴、なんて数えてた
ゴム靴も幾つ目かも分からなくなったり。

最初は木型は1ヶ月余裕みた1月末には完成するだろう
と思ってたのも、すでに3月半ばも過ぎ。
なかなか納得できるもの、作るのは難しいなぁ。

よく「試行錯誤期間が◯年です!」って聞くけど
そういう期間を諦めなかった凄さが、今になって実感したり。。
がんばろう。

写真は最近お気に入りのチャバタ。
強力粉にプラスしてフランスパン粉や全粒粉を混ぜたりして
いろんなオリジナルを試してます。
パンはちょっとずつオリジナルができるようになってきた。
靴もはやく追いついてくれないかなー。

2014/02/26

ハルヨコイ

はるよこい

最近はちょっとづつポカポカしてきて
春が近くなっているのを感じます。

散歩してても頬に触れる風が心地好くて
ちょっと遠回りして家路についてみたり。

そんな気分の時で買ってきたパンの小麦粉。
ジャケ買いならぬネーミング買い。

ハルヨコイ!


2014/02/24

はみだし中

はみだすちから

ここ2ヶ月、毎日いじっていた靴型が
どーも納得できなくて迷宮入り。

靴の形を決める靴型を新しく作りたいときは
同じくらいのヒールの高さの
既成の靴型の前足部の形を変えて作っていく。
まるいトゥのラストをスクエアやとんがりトゥに
新しく作りかえるような感じ。

この時に踵の部分をいじっていくことは
あまりしない。
でも靴の踵ってなかなか合うものが見つからない。
昔の人より今の人の方が細身で、踵も小さい人が
多くなっている。
私みたいに靴の踵がぱかぱかするなー、って
思ってる人は多いと思う。

既成の靴型を修正して新たに作ってみるのではなく、
自分なりのやり方を試してみよう!
通常の数値を重視した木型の作成方法は頭の片隅に置いときつつ。
鼻息だけはむんむんに試してみたけど。
なっかなか、なっかなか、なかなかの難しさ。

頭でっかちに妄想してみることと、実際に手を動かすこと。
どっちも大事なもんですね。
頭でっかちに考えないと、新しいことは思い浮かばないし
実際に手を動かさないと、実感が伴わない。
ちびりちびりでも前に進んで行こうと思います。。

靴型迷宮で途方にくれてしまった時に手に取った
現代アーティストのスプツニ子さんの本。
現代美術館で昨年開催されてた
「うさぎスマッシュ」展を見に行った時に購入した本。
28歳の彼女の半生記。
なかなかのはみだしっぷりにかなり勇気づけられました。

アーティストって本当にすごいですね。
自分の中の基準を大切にしてダイナミックに表現していくこと。
これがいい!という方向を脇目もふらずに作り上げていけること、
その精神力だけでも見習いたいもんです。。


2014/02/20

青か白か

しょくぶつのかげ

確定申告の時期がやってきました。
今週から1ヶ月間が申告期間。
私も早速申告してきました。
面倒なことを済ませると気分が軽くなりますねー。

この確定申告。
フリーランスなどの個人事業主は自分で昨年の収入を税務署に
申告し、その金額によって今年度の税金や保険の金額がきまる。
周りに事業をやっている人がいたりすると身近なんだけど
自分や周りが会社勤めの人たちばかりだとピンとこなかったり。

青色申告だと特別控除が65万だから面倒でも頑張る!
なんて話も通じる人とそうでない人がいたり。
売り上げから経費やらを引いた収入金額に対して
税金がかかったり、保険の金額が決まったりするので
経費にプラス65万円控除して課税所得を少なくすることは
個人事業主にはかなりありがたいのです。

昨年は保険と税金の金額が収入は変わらないのに
びっくりするくらい値上げされた。
かなりショックで、会社員の集まりの時に愚痴ったら
だれも値上げに気がついてなくて、それにびっくりした。
給与の保険税金欄なんて普通は見ないもんね。。

ちなみに会社員でも書籍代やスーツ代などを経費にして
個人で確定申告もできるみたいですよ。

フリーランスなりたての頃は申告なんて難しそう!と
恐れてたけど、本を1冊読んだらちょっと気持ちが落ち着いた。
下の本、フリーランスなりたてで確定申告が
全くわからない人におすすめです。
私はこの本で気持ちが落ち着きましたよー。


2014/02/18

おいしいしあわせ


甘いものが好きです。

珈琲も好き、そうすると甘いものもお供に…
台所をガサゴソ漁りたくなります。

なのに困ったことに小心者なので
お菓子を食べ終わったら、罪悪感が出てきてしまいます。
あぁ、体によくなかったかなー、食べなきゃよかったかなー。
大きな心で寛容になりたいのに、なりきれません。

先日、友人に
「嫌だなー、と思いながら健康に良いもの食べるより
 美味しいなー幸せ、と思いながら好きな物食べる方が
 心にも体にも良いみたいだよ」
そんな話を教えてもらった。

これからはポテトチップスもケーキも
美味しい、幸せーと素直に思いながら楽しむようにしよう。

とは思いながらも、最近のおやつはヨーグルト。
はちみつをプラスして、美味しい幸せ。
これなら健康にも良さそうやし←頭にはしっかりよぎっています。

いつか罪悪感なくお菓子をお腹いっぱい食べる
懐の大きさを持ちたいものです。

2014/02/17

きっとかわっていく


週末にFITC TOKYOというイベントに行ってきました。
ちょっと(かなり?)私とは真逆な
デジタルクリエーターを対象にしたイベント。

国内外の様々なクリエーターがプレゼンしていました。
有名どころだとPerfumeの演出で有名な真鍋大度さんとか。
主にデジタルな分野の人々の話。

こういう人々の話を聞くと、これから先の未来は
もっともっとどんどん変わっていくんだろうなぁと思う。

今は主流のiPhoneやスマートフォンでできる機能は手の中を飛び出し
人々の生活の中に組み込まれていくだろうし、
いろんな物事は感覚的に作動していくようになるかもしれない。
物作りも3Dプリンターなどが安価になって
クリエーターが扱える機種が増えたおかげで、商品も細分化されていくだろう。

私のいる業界は、今はアナログな雰囲気どっぷりだけど
変化する時は一瞬かもしれない。

未来はどんどん変わっていくだろう。
10年前には想像もしなかった今をすごしているし、
10年後はもっと変わっていくだろう。
未来を想うことはワクワクするしドキドキする。

アナログな部分も大切にしつつ、デジタルな世界も観察していきたい。
ドキドキがドキドキドキしすぎずにワクワクしていられるためにも。

2014/02/13

パンランチ

ぱん

最近お気に入りのスタンダードパン。

食パンの生地を型にいれないで、丸めて焼く。
成形時に高さを出しても発酵すると平べったくなってしまう。
でもこれがなかなか美味しい。
小麦の皮や胚芽も粉砕している全粒粉で作ると
いかにも「オーガニック」な雰囲気。

これを2㎝くらいの厚みに切って、
間にキャベツと人参の千切りをマヨネーズであえたのと
アボガド薄切りをはさんで胡椒をふったサンドイッチ。
手軽で美味しい、お気に入りのランチメニューです。

キャベツと人参の千切りは多めに切って
塩揉みして冷蔵庫にストック。

丸パンも同じ生地で作っといて
サンドイッチはお休みする日用に。

焼き上がったパンを並べていたら
なんやか宇宙人のよーだ。

2014/02/12

モモのすすめ

もも

入院している友人のお見舞いに、本を持っていこう。
棚を漁ってたら、でてきた「モモ」。
 懐かしい、これにしよう。

 学生の時は「不思議の国のアリス」のような感覚の 物語として読んだ記憶。
 今回、手に取ったのを機に 数年ぶりに読み返してみた。 

「モモ」は1973年にドイツの児童作家によって書かれた物語。
貧しいながらも、友人に囲まれのんびり幸せに暮らしてたら少女「モモ」。
 このモモの周囲が「灰色の男たち」によって時間を奪われ
人々は「ムダなく効率的な良い暮らし」を信じて必死で時間を倹約して
セカセカと追い立てられるように生きるようになる。
モモは「灰色の男たち」から奪われた時間を取り戻そうとする。
 そんなストーリー。

 文章で次々に展開する世界をたくさん想像して
自分なりのイメージを 作り上げて物語を楽しむ。
 ネットでわかりやすい文章や画像に慣れ親しむと
文章だけでイメージを作り上げる想像力が減ってきてるような気もする。

 そして年齢を経た今読み返すと 学生の時と全く違った視点で楽しむことができる。
 経験や世の中を重ねて、ドキドキしたり考え込んだり 登場人物の言葉が胸に響いたり。
 40年前に書かれた本なのに、今の時代にぴったりくるストーリー。
 児童文学だけど、ある程度の経験を重ねた大人に読んでもらいたい そんな1冊です。

 先日、本屋さんに行ったら「持たない暮らし」 みたいな本が
びっしり平積みされててびっくりした。
 すべてのことに「片付け」は大切やけど
無駄や余韻を持つことも同じぐらい大切やと思いますよー。

2014/02/10

ゾンビシューズ


ぞんびしゅーず
ソンビシューズ。

靴の元型になる靴型を作り続けています。
靴型を削ったり、盛ったりしたら、ゴムの靴を作って
履き心地を確認して、納得できない箇所を削ったり盛ったり修正して
確認ゴムシューズを作って、の繰り返しな毎日。

履いて立ってみて、わぉーバッチリ!と
喜んだのもつかの間、歩くとなんかしっくりこなかったり。
歩くと足の形状も動きによって変化するから
静止状態のフィット感とは異なってくる。
しかも履き続けてると、違和感がでる箇所もあったり。

うーん。
難しい。。。

靴の企画やってるんです、と話すと
決まって履き心地の良い靴教えて、と聞かれるんだけど
個人的にはオススメできる靴は見つかっていない。
履きやすくても、いかにも!っていうモコモコした靴はちょっと違うし。。

自分も履きたいし、友達にも母親にもオススメできる靴を作ろう。
恵比寿や代官山にも京都のお寺巡りにも履いて行きたくなるような靴。
妄想だけはたくましいんですけどね。。

履いた時の指の入り方やパンプスにした時の状態やらを
確認したくて、ゴム靴たちはゾンビ状態。
そして、今も靴型に盛った修正パテの乾き待ち。
近々新たなゴム靴がまた誕生する予定。

予想以上に進みが遅すぎて焦るけどじっくりじっくり。
って言いつつ焦るなぁー。

2014/02/09

大男でしょうか。


週末、東京は大雪が降りました。
雪が降り積もるごとに面白いくらい景色が変わっていく。
こんな日に外に出ないのはもったいない。
さくさくさくさく。
雪を踏みしめるごとに小さく響く感触が新鮮。

ふとみると大きな足跡。
30センチ以上はありそう。

興奮して写真を撮ったけど、
悲しいことに、この写真ではぜんぜんサイズ感がわかりません。。

2014/02/07

石鹸だいすき


昨年に仕込んだ石鹸。
ちょっとずつ使っていこう。

私は石鹸をとっても愛用している。
体をあらうのも顔をあらうのも、食器をあらうのも石鹸。
数年前に台所用洗剤を購入してみたけど、
手がバシバシに荒れて、やっぱり石鹸に戻った。

体と顔用の石鹸も一時はいろんなところで売っている石鹸を
楽しんで使ってたけど、使い続けたい石鹸に出会えなくて
次に使いたい石鹸にも出会えなくなってきた、ちょっと前。

そうや、作ってみよう。

本屋さんで手作り石鹸本なるものを数冊購入して
いろいろ妄想をしていたけど、どれを作っていいかわからずに
けっきょく放置。

たくさんの種類の作り方を載せている本は
妄想時間のお供にはなるけれど、実践には向かなかったかも。

そんな時に薦めてもらった前田京子さんの石鹸の本。
薦めてくれた彼女は皮膚が弱く、自作の石鹸以外は合わないらしい。
たくさんのレシピは載ってないけど、基本の石鹸の作り方を
詳しく載せてくれているので、初心者にはおすすめです。

ちなみに私が作ったのは「オリーブ石鹸」
材料はオリーブオイルと苛性ソーダと精製水のみ。
なかなか滑らかな使い心地。
作る過程もパンと似ている部分があったり(なかったり?)して
ちょっと楽しいですよー。


2014/02/05

fumufumufumu

ふむふむふむ

ブログのトップ画像を作ってみました。

最初はブログ名どおり「フムふむフム」と日本語で作成。
なんだか、和な風味。
わるくはないけれど、くせが強すぎて却下。

なんとなく英字で打ち込んでみた。
「fumufumufumu」
波打っているみたいな形。
文字なんやけど、イラストみたい。
プカプカと漂うような雰囲気。
これは採用!

日々、いろんなことに「フムふむフム」。
ゆらりぷかりと書き綴った。
そんなブログということで。

2014/02/04

じゃがベーグル。

べーぐる

本日のお昼パンはベーグル。

パンを焼くのに天然酵母とドライイーストの2種類使っています。

ドライイーストは発酵時間も短く手軽。
天然酵母は酵母を作ることから始めて
発酵時間も含めるととってもゆーくり。
気分と時間と予定で今日の発酵菌をセレクト。
とはいえ、ドライイーストでも全部で半日くらいの時間が必要なので
のんびり作業なことには変わりはないけれど。

こねる→発酵→ガス抜き→発酵→成形→発酵→焼く
ちょこちょこ手をかけることで、パンを少しずつ作っていく過程は
なかなかの愉しみです。

煮詰まって作業が進まない時にも
時間になったらパン作業の間の手を入れに台所へ。
いいにおいのするふんわりしたパン種にふれることは
ちょっと幸せな気分転換です。

本日のメニューはベーグルでした。
きれいにまとめられなくて、じゃがいもみたい。

2014/02/03

きれいめ実施中

べれーぼう

最近は少しきれいめにしようと意識しています。
ちなみに服装のことなんですけど。

この数年、どこに行くにも自転車が基本で
それに合わせて、もともとカジュアル派がさらに進行。
寒いからアウターはダウンやモッズコート。
頭にはニット帽。
洋服セレクトは動きやすく、温かな服装。

今年に入って自転車をお休みすることにしてみました。
基本は歩く。
あるくあるくあるく。

東京の街をてくてく散策していると
おしゃれな人やお店がいっぱい。
いつもは自転車で通りすぎていて気がつかなかった
お店のとびらを開けてみたくなる。
店内にはすてきな商品とおしゃれな店員さん。
そんな時、機能装備の自分に少しがっかりしたり。

ダウンより暖かさは劣るけど、ウールのコートを着るようにしよう。
ニット帽は少しお休みして、ベレー帽にしよう。
スニーカーを控えて、ちゃんと手入れした革靴を履くようにしよう。
でもとっても歩くときはスニーカーは許すけど、
ボトムをタイトスカートにしたり、どこかをキチンと締めよう。

そんなこんなで、きれいめ実施中。
出かける時にはいつもより少し時間がかかるようになったけど
こころなしか背筋はのびるし、気分もいい。

2014/02/01

今日もガリガリ。

きがたけずり

街を散歩していたら「ちょっと、すいません!」
目の前にスーツの男の人が2人。
「今、CMのラフ案を作成してるのですが、女性の意見が聞きたくて・・・」

なんやなんや。
よくわからないけど、乗ってみよう。

ビルのロビーで某企業のCM案を見て、感想を話す。
どうやら若い女性向けの商品。
コンテは健康的な女性の朝のシーン。

なんだか違和感。
今の女性ってこんな朝ご飯にあこがれないよね?
これは男の人がイメージする「若い健康的な女性」のシーンですよね。
なんて感じたことを伝える。
聞けば男性ばかりで案を作成していて煮詰まってるらしい。

ふむふむふむ。
見渡せば男性目線で作られた女性向けの商品が街にあふれている。
なんだか妙にキラキラしてたり、色がビビットすぎたり。
特に文房具や電化製品には多い気がする。

そんな目線で日常使っている物を眺めてみる。
この妙な花柄がたくさんプリントされたティッシュは男の人たちが作ったような。
この柔らかい曲線のマグカップのデザインはきっと女の人。
このガンダムみたいなマウスはぜったい男の人!

ガリガリ靴型削りながら、頭はいろんなことを考えてます。


2014/01/28

パンな日々


パン作りにはまってます。
手でこねるのもねかせる(発酵)のも、手間も時間もちょっとずつかかるのが
なんやかとっても愛おしい。
本の「25℃前後の常温で発酵さして…」なんて箇所、
今の季節には厳しいでしょ〜、とパン種と
一緒にコタツに入ったり。
おかげでパン種もすくすく育って、我が家のランチは連日パン。

ちょうど靴の形の元になる靴型(木型)を整形していて、
その作業はパテを盛って削って、パテを盛って…の繰り返しのだけど、
そのパテが季節柄かなかなか乾かない。
パン作りは時間間隔的にもとっても丁度いい。

思えばはまるものって、いくつかの共通する要素がある気がする。
簡単すぎない、多方面の要素がある、手間がかかる、こだわり道具(素材)がある、
そして一番の要素は「どこまで追求しても先がある」。

パンは焼き方や練り方やら簡単すぎないし、ハード系やソフト系などいろんな要素があるし、
発酵に時間がかかるし、道具はもちろん、発酵菌や小麦粉をこだわりだしたらきりがない。
ネットを見ると、美味しいパン屋さんでさえ未だ粉の配合やらを追求されている様子。

そんな要素に魅せられ(?)我が家にも数種のパン用の小麦や菌、道具、本が毎日増殖されて
すっかり狂信中。

何でも手軽にポチポチやれるAmazonは危険すぎますねー。

2014/01/24

今年も1月後半ですねー。

せっこうあし

「シンプルで履きやすい靴を作りたい!」
口にし続けて気がつけば10年以上・・・。
未だに自分の中で納得できる靴を作れたことがない。

履きやすいです、と喜ばれる靴は作れてきた自負はあるけれど
私自身がその靴を履きたいか?と思うと、そうではなく
あくまで企業が求めるブランドターゲットに沿った提案。

流れの速いファッション業界の中で、デザイナーとして
ブランドの売り場を確保し続ける為には
たくさんの新鮮なデザインを提案はもちろん、
時には目をひくイベント企画も大事な仕事。

新鮮で目をひく靴、毎月どんどん提案しているのに
実物の自分が履きたいベーシックで履きやすい靴は
見つからない。

いつだって頭と手を動かしているのは、目の前のことで
10年以上、口にし続けたことは口だけの状態。

30代も後半の私。
このままだったら40代も口だけの状態なのかな。
そしてそれはとても残念な人な感じかも。
「私も若い時そういうことしたかったんだよね〜」
遠い目をして、そんなこと話すオバちゃんにだけはなりたくないなー。

昨年末で思い切って、長く契約してきた会社を離れてみた。
将来、口だけのオバちゃんになるのを避けるべく頑張ってみよう。
毎日ネガティブモンスターが訪ねてきてしまうけど。

石膏でとった足。
失敗作にペディキュアをしてみた。
リアル感がいい感じです(?)

2014/01/23

ある日の鞄の中。

てずくりかわこもの

ずっと前に作ったものも、ちょっと前に作ったものも。

革製品はくたびれても味になるのが良いところ。

洋服はシンプルが好きだけど、小物は彩りがある方が好き。

並べてみると自分らしさ爆発やなー。

2014/01/18

珈琲と本屋さんの話

まちをかえるちいさなみせ

昨夜、中目黒のTRAVELER`S FACTORYさんでのイベントに行った。
京都の本屋さん、恵文社一乗寺店の店長さんのトークを
徳島の焙煎屋さん、aalt coffee さんの珈琲を頂きながら聴く。

珈琲はTRAVELERS FACTORYさんのイメージで焙煎されたという
トラベラーズブレンド。
程よいほろ苦さで後味も香ばしく美味。
もちろんイベント終了後には豆を購入しちゃいました。

この恵文社一乗寺店さん。
京都で学生時代を送った私には、とっても馴染み深い本屋さん。
東京で暮らすようになった今でも、ふっとした時に訪れたい気持ちになる。
目立った商業施設のない街にぽつりとある個性的な本屋さん。

本屋さんなんて京都の街中にも大阪にも、ましてや東京にはたーくさんあるのに、
なんで恵文社に行きたいな、と今でも想うのやろう。
ギャラリーが併設されてるから?雑貨コーナーは私が通ってた頃はなかったし。。
そんなぼんやりした気持ちが店長さんの話を聴いて
何となく理由がつかめたり。

私にとって恵文社は本を探す場所ではなく、見つける場所だったんやなぁ。
明確に欲しい本は本屋さんの本棚を探るより、ネットで探した方が
手軽で翌日には手元に届く。
でも明確に欲しい本、なんてあまりなく
なんとなく趣向の本棚の前でいろんな本を手に取りつつ本を探す。

恵文社は、この本との出会いのリズムがとても心地良い様に店内が構成されているから
たくさんの分野の本と出会えて、いろんな物事を知ることができたのかも。

流行の本もあ行順に整然と並べた本棚もなく、混沌とした店内は
自分の埋もれた趣向に出会える確率が高い。
フムふむフム。

帰りの電車の中で、本を取り出して読む。
ふっと顔をあげると、車内はスマホに向かう人々ばかり。
Kindleで手軽に買える本もゲームもネットも良いけれど
たまには本を持ち歩くのも良いものですよ。




2014/01/10

珈琲のこと。

こーひーまめ
珈琲を毎日飲む。
朝ご飯の後に一杯。
午後の一息に一杯。
夜は飲んだり飲まなかったり。